総力特集 RIZIN15(15)〜どうしてパッキャオはRIZINを見に来たのか?

どうして今回パッキャオはRIZINを見に来たのか?私から見ると一目瞭然だ。これから書いていくが、しかし、予測記事だという事も了解していただきたい。

RAIZIN14で那須川天心はメイウェザーに惨敗した。この敗北は那須川天心がこれから最強の男になるために必要なステップだったと思う。メイウェザーにとっては彼へのインタビューからも明らかなように遊び感覚であり、おこずかい稼ぎに過ぎなかった。

メイウェザーのコメントが実に面白い。

「東京は8~10回ぐらい来ていますが大好きな街です。RIZINとの関係はここで終わらず、ここからスタートです。私に関わる選手もRIZINに送り込み、私自身もRIZINでたくさん戦いたいです」

要するにメイウェザーにとってRIZINは新しいビジネスだというわけだ。すがすがしいほどにあさましいが、頑張った人に報酬が与えられるのは必要なことだろう。要するに今回のメイウェザーの試合はこれからメイウェザーが大人と友好関係を築いて選手を送り込むためのサービスだったと言うわけだ。

1試合のファイトマネー最大300億円を超えるメイウェザーにどうやってファイトマネーを支払うかについて榊原氏は「10年前にPRIDEをUFCに売却した時のお金があるので、そのお金で払います。100万円をいつももらっている人が1万円で試合をしないのは確かですよ。長いこと格闘技のプロモーターをしていますけど、過去最高のファイトマネーを払うのは間違いないです。お金が払われなければ当然やらないですし、それぞれの権利のシェアとか色々な問題はありますけどね」と説明した。

この発言は要するにメイウェザーのファイトマネーが3億円以上であった事を示唆している。その為にRIZINサイドはPRIDEをUFCに売却した際の虎の子の、なけなしの資金を使っている。RIZIN14でその投資が回収できたとはとても思えない。

こうして背景を見ていくと那須川天心vsメイウェザーの試合は想像以上に重要な試合だったことがわかってくる。RIZINサイドはこの試合にそれだけの投資をしてもRIZINの未来にとって有益だと判断したと言うことだ。那須川天心という奇跡のキックボクサーと伝説のボクサーメイウェザーの対戦と言うどう考えてもありえないマッチメイクがされる場所、それがRIZINであるという強烈な印象をファンに植え付け、決意表明した。そしてファンは熱狂し夢を見た。そして那須川天心は3億円の授業料を払ってもらって、メイウェザーという世界最高のトレーナーからレッスンを受けた。僅か1ラウンドで3回のダウンを喫し、KO負けした那須川天心があまりにも多い聴衆の前で流した涙には3億円の価値があると私は思った。

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